大阪と東京の両方で暮らしたことのある方なら、感じたはずです。
そう、
「大阪の食のコスパが異常に高い」ことに。
大阪では、東京と比較して体感で30%以上リーズナブルにいただくことができます。
大阪で4年ほど過ごしているべーこんですが、この春から東京に戻ることになりました。
大阪グルメにひとまず別れを告げるべく、いろいろと食めぐりをしている今日この頃ですが、大阪のど真ん中にコスパ最強の絶品フレンチを今更見つけてしまいました。
店の軒先を通ったことは何回もあったのですが、目立ちすぎてすぎて今まで行ったことはありませんでした。
そもそも立地がいいところに安く美味しい食事なんて基本的にあるわけがありません。
そう思って生きてきたのですが、その概念が一瞬にして覆されたのが今回ご紹介する、
「赤白(コウハク)」
になります。
ルクア大阪店やWhityうめだ店などの店舗がありますが、
今回は阪急三番街店にお邪魔しました。
行列は必至!しかし意外と回転は早い!
場所は阪急三番街の高架下です。
大通りのすぐそばにあるこちらの店は常に行列を形成しています。
今回は昼過ぎに訪れ、10名ほど先行者がいました。
そこそこ並ぶかなぁと思いましたが、赤白さんは41席のカウンターオンリーということもあり、意外と回転が早い!
30分もかからず入店することができました。
大盛況でも上品なカウンターレストラン
店内はオールカウンター設計です。
そして鉄板が目の前に伸びています。
赤白さんは阪急三番街以外にも店舗はあるのですが、鉄板を備えているのはここだけ!
着席して辺りを見渡すとずらーっと並ぶゲストの方々です。
マダムが女子会を開催していたり、シニア夫婦でグラスを交わしていたり、大盛況にもかかわらず、どこか上品な雰囲気がインテリアと相まって醸されています。
カジュアルフレンチとはいえ、訪れた人々をシャキッと整えるチカラが、華の都にはあるのでしょうか。
メニューの表示価格に驚愕
メニューを列挙しましたが、いかがですかこのプライシング!
とりあえずフレンチの価格ではありません!
こちらの看板メニューでもある、
「フレンチおでん」
なんと180円です。
大根のおでんをヨーロッパの松茸的ポジション、ポルチーニ茸のクリームソースで仕上げた逸品です。
そんな手の込んだメニューがコンビニおでんの2個分で頂けるなんてどうかしてます。
ワインも破格のラインナップ
ワインについては正直あまり詳しくないのですが、少なくともグラスメニューが850円以下で注文できます。
ボトルに関してもほとんどが2,000円台と非常にリーズナブルなラインナップとなっております。
よく料理は安いけど、お酒が高くて、結果的にそこそこのお会計になってしまったというケースが見受けられますが、赤白さんに関してはそのような心配は皆無と言ってもいいでしょう。
今回はお店になぞらえて、赤白どちらも少しずつ楽しみたいと思います。
厳選メニューを一挙ご紹介!
個人的ベストメニュー 牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風
どのメニューもとても美味しかったのですが、個人的に一番衝撃を受けたのがこちら。
「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風マデラ赤ワイントリュフを使った特製ソース」
肉厚の牛フィレ肉に大きなフォアグラがONした、いわゆるロッシーニ風です。
赤ワインベースの濃厚ソースがレアに仕上げた赤身とフォアグラをまとめております。
あっさりだけど肉の旨味を十分に感じられるフィレ肉と濃厚なフォアグラのコクが重なり、赤ワインどんどん進みます。
おすすめフルボディ赤ワインのバローロ・アウダチェとの相性もそれはもう格別でした。
そんな絶品肉料理ですが、お値段はなんと1,430円!!
(ちなみにこのお店で一番高い食べ物です)
普通なら最低でも3,000円はするはずの原価と手間がかかる料理なのに…
大阪にいながらパリに出かけたような、最高の美食体験ができました。
これだけ飲んで食べて二人で1万円を切りました!
ますます名残惜しい大阪です。
ではでは。
赤白 阪急三番街店 概要
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