どうも、べーこんです。
みなさんには小さい頃から食べ続けてきたソウルフードはありますでしょうか?
この記事では私べーこんのソウルフードである
手打ちらーめん大進 焼肉冷やし
をご紹介いたします。
初めて耳にする方からすれば、冷えた焼肉??としかイメージできないこの料理。
実際のところは、ズバリあんかけラーメンになります。
グルメ帝国である東京や大阪でも一通り飲食店行脚をくりかえしてきた私ですが、それでもなおこのメニューには人を惹きつける強い魅力があると思います。
今回は焼肉冷やしを20年前から食べ続けている私が、そのチャーミングポイントを3つに集約してお届けいたします。
行列が絶えない人気店
手打ちらーめん大進はJR常磐線勝田駅から徒歩3分ほどの好立地に位置しています。
車社会のひたちなか市においてJRの駅前にお店があるのはとてもありがたいです。
定休日は月火、営業時間は11:30〜14:00の昼のみとなっています。
昔は夜もやっていたのでよく塾帰りに立ち寄っていました。
おかみさんとおやじさんメインで回されているお店なのでそのご苦労はよく理解しております。勝手ながら。
食べログ:https://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080102/8000361/
そんな大進ですが、定期的にメディアへの露出があった影響でひたちなか市のみならず、遠方からも多くのファンが駆けつける
行列店と
なってしまいました。
店内はカウンター8席とテーブル7席が用意されておりますが、いつ行っても満席&行列の事態となっております。
ちなみに道路を挟んで向かい側にある「らーめん現代」も大進と人気を二分する有名店です。
現代の誇る人気メニューはスタミナ冷やしメン&肉スタミナ冷やしメン。
味付けが大進とはまた違ったテイストなので、交互浴ならぬ交互ラーメンを楽しむことができるのも勝田駅ランチの魅力です。
大進を切り盛りされているのは、おやじさんとおかみさん。
最強の二人三脚です。
最近は女性もうお一人も参加されており、コンパクトな厨房がさらに効率的に活かされている状況となっております。
少なくとも私が通い始めた20年前からずっとお二人がお店の味を守り続けてくれています。
気力体力をたくさん使うお仕事であるのはカウンター越しにひしひしと伝わってきます。
いつも美味しい料理を本当にありがとうございます!
焼肉冷やし
魅力をお伝えする前に、今回の主役「焼肉冷やし」というメニューを先にご紹介いたします。
焼肉冷やしの要素は下記の5ポイントになります。
サルでもわかる!大進の焼肉冷やしの5つのポイント!
- 冷水でしっかりシメた手打ち縮れ太麺を使用
- アッツアツのどろどろ甘辛あんかけwith大量の一味唐辛子
- カラッと揚げた衣たっぷり豚肉がたっぷり
- トッピングにはシャキシャキコーン、ワカメ、刻みネギ
- 690円でお腹いっぱい
さて、それでは私の考える大進の焼肉冷やしの3つ魅力を語らせていただきます!
手打ちらーめん大進の焼肉冷やし3つの魅力
揚げ肉と甘辛あんのハーモニー
いきなりですが、焼肉冷やしに使用されているのは焼肉ではなく揚げ肉です。
この時点で疑問符がそこらじゅうから浮上していそうですが、ネーミングライツは大進にありますので外野が口を挟む筋合いはありません。
そして揚げ肉は衣をボウルでしっかりまとわせた後、中華鍋でカラカラに揚げてから甘辛あんに投入されます。
揚げ肉自体には下味はほとんど付いておらず、焼肉冷やしをまとめあげる甘辛あんを楽しむための食材となっております。
揚げ肉はこれでもかという量が使われており、太麺をワシワシ食べながら毎回頬張れる余裕があるのが嬉しい限りです。
甘い醤油ベースの粘度高めのあんには想像以上の一味唐辛子が含まれています。
食べ進めていくと地味に口がヒートアップしていくので、
肉→麺→肉→麺→肉→テッシュ→水→…
サイクルが徐々に加速していくのは誰もが実感するところでしょう。
3つの魅力のなかでも一番大切な部分だと思います!
い〜つ〜ま〜でも、か〜わ〜わ〜ら〜ぬ〜あ〜じを〜
ありがとう!
いつでもキリッと冷やされた手打ち縮れ太麺
ふたつめの魅力は自家製の縮れ太麺にあります。
写真の通り、つけ麺並みの極太麺となっておりまして、これが濃厚な甘辛あんを絡みとって我々を楽しませてくれます。
程よいレベルの縮れもあんを載せる上で効果を発揮しています。
そして私が麺において一番気に入っているのが、どんなに忙しくても毎回きっちりと最適な茹で加減に仕上げ、そして完璧に冷やして提供してくれる点です。
焼肉冷やしと称するだけあって、冷たいもっちもちの太麺に熱々の甘辛あんがフュージョンしているのがこのメニューにおいては欠かせないポイントです。
これを20年前から確実に守り通してくれる大進のおやじさんとおかみさんには心より感謝申し上げたいです!
ありがとう!!
3種のトッピング。意外性すらあるコーンの大いなる仕事ぶり
最後にあげる3つ目の魅力は、(おそらく)厳選されたトッピングにあります。
焼肉冷やしに最後にONされコーン、ワカメ、刻みネギはこのメニューにおいて想像以上の仕事をしていることが20年食べ続けて分かってきました。
先に述べているように、こちらの甘辛あんは濃厚かつ結構な辛味を備えております。
食べ進めていくなかで、どうしても味が単調になりがち、そして口が燃えがちです。
その最中で各種トッピングに出番が訪れます。
まず、刻みネギによってパワフルなあんにフレッシュな風が吹いてきます。
口にネギの爽やかな風味や特有の辛味が広がることで、飽きることなく食べ進められるのです。
次に仕事をするのがワカメちゃんです。
磯野家で家事を率先してサポートしているように、焼肉冷やし一家でも食感に変化をもたらしてくれる縁の下の力持ちです。
そして私が勝手に絶賛しまくっているラストピースがコーンになります。
鮮やかな色味、シャキシャキの食感、そして一番伝えたいのが辛めのあんとの相性です。
マウスアリーナの観客の熱気がピークを迎える頃にスイートコーンを噛みしめれば、その甘い風味がオーディエンスをマイルドに包み込んでくれるのです。
数ある選択肢のなかからコーンを選んでくれて
ありがとう!!!
ずっと続けて欲しい!でも無理はなさらずに!
以上、私が20年越しにずっと書きたかった大進の焼肉冷やしの思いを綴らせていただきました。
私にとって、子供のころからの思い出がたっぷり詰まった、この年季の入った店構えと味が今もなおそのまま残されているのには本当に感謝です。
リーズナブルな価格にも関わらず、美味しくてボリュームたっぷりな料理を振る舞ってくれる大進には、おそらく20年前よりも大勢のお客さんがやってきていると私は感じております。
客観的には男性向けの味付けと量だと私は思うのですが、女性のお客さんも意外と多いんですよね。
人気の理由には料理の味があるのはもちろんのこと、おやじさんとおかみさんの暖かなお人柄にも起因している部分も大きいと私は思います。
毎日のように鍋を振うおやじさんの
「ありやしたー」
いつも丁寧に注文やお会計の対応をしてくれるおかみさんの
「はい、いつもありがとねっ」
この声が聞きたくなって帰省することもあるんですよね。
最後におやじさんとおかみさんへ、この場を借りて私から勝手にメッセージを。
大進の焼肉冷やしは私にとって地元の思い出の詰まった味であり、ナンバーワンのソウルフードです。
どうか、これからも末長く美味しい焼肉冷やしと素敵なお店を守り続けてください。
そして大変なお仕事とは思いますが、どうかご無理はなさらずにお願いいたします!
いつも本当にありがとうございます!!