鮭のあらはコスパ抜群!昆布ダシあら汁と塩麹ハラス焼きのレシピ!

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どうも、べーこんです。

先日スーパー巡りをしていたら、鮭のあらが格安で店頭に並んでいたので思わず買ってしまいました。

今回買ったのはタスマニアサーモンという種類なのですが、サーモンの中でも高級ラインに当たるらしく、それでいて価格はなんと200円(元値は300円台)程度でした。

今回は激安食材のタスマニアサーモンのあらを使って、シンプルな昆布出汁のあら汁と、塩麹ハラス焼きを作ってみました。



タスマニアサーモンとは

今回購入したタスマニアサーモンは私にとって初めての出会いだったので少し調べてみました。

産地はその名の通りオーストラリアのタスマニア島であり、その自然環境はユネスコの世界遺産に登録されるほどに恵まれております。そして空気が綺麗な場所としても知られており、島内で観測したデータは世界の大気汚染基準ゼロレベルとも言われるほどとのことです。

味に関しては、他の種類に比べて臭みが少なく旨味が濃いようです。

ただ、一方で価格はノルウェーやアトランティックと比べて高いことが多く、一般的にはスーパーに並ばないようです。

参考記事:タスマニアサーモンを知っていますか?世界一旨いサーモンを徹底解説


とりあえず店頭で見かけるケースはかなりレアらしいのですが、今回はららぽーと柏の葉の仙令平庄で発見いたしました。


魚のアラはコスパ最高の食材

パックを開封すると、頭半分と背骨、そしてハラス部分などよりどりみどりの福袋状態!

これで200円なんですからテンション爆上がりです!

今回はあら汁とハラス焼きの2品作りますので、それぞれクラス分けしておきましょう。


タスマニアサーモンのあら汁のレシピ

ハラスと骨身部分を取り分けました。

タスマニアサーモンの骨からどれだけの旨味が出てくるのか楽しみです!

鮭のあら汁は一般的に味噌仕立てにすることが多いですが、今回は素材の味を確かめたいので、あえて昆布出汁と玉ねぎだけで作ることにしました。

最初に熱湯をかけて臭みやヌメリを流しておきます。

画像ではボウルに入れていますが、ザルを使った方がお湯をそのまま流せるのでオススメです。



レシピは非常にシンプル。昆布ダシと日本酒、タマネギ、鮭のあらを入れて煮込むだけです。

今回使った昆布は利尻昆布です。時間がなくてそのまま煮込んでしまいましたが、案外美味しく仕上がります。

時間があれば水出しした昆布出汁を使ってもいいと思います。



玉ねぎがクタっとしてきたら、最後に塩で味を調えて完成です!

澄み切ったスープと、写真では分かりにくいですが、ほんのりピンクに色づいた脂がいいですね!


タスマニアサーモンの塩麹ハラス焼き

我が家の鉄板調味料、甘塩麹を使います。

手作り塩麹とみりんを1対1で合わせたら、サーモンをしっかり漬け込みます。

漬け込み時間は30〜60分くらいが目安です。

塩麹は塩気よりもお米由来の甘みに私は魅力を感じており、その甘みを引き出すためには同じくお米由来のみりんが欠かせません。

オーブントースター200度20分、皮目を上にして焼きましょう。

アルミホイルをクシャクシャにしてから器状に整形し、軽くサラダ油を塗っておけば焦げ付かないのでオススメです。

ハラスは火が通りやすいので、このように皮目がこんがり焼き上がったら完成でいいと思います。


じゅわーっと脂が滲み出てシズル感が出ていますね!



繊細かつ濃厚な旨味を放つサーモンでした!

さて、あら汁と塩麹ハラス焼きが完成しました。

まずあら汁から頂いた感想ですが、鮭の旨味が昆布の出汁と絶妙に溶け合って極上のスープとなっていました!

決して大味ではないのに、濃厚なタスマニアサーモンの旨味には驚きましたね。

調味料は塩と日本酒しか使っていないのに、十分美味しく仕上がりました。

シンプルな味付けにして正解でした。

そんなタスマニアサーモンのハラス焼きですから、美味しいに決まっています。

ちゅるちゅるとしたアブラのコクと塩麹の甘みが極上の風味となっております。



ということで、たまたま冷蔵庫にあった日本酒が勝手に机の上にやってきました。

富山の立山大吟醸です。

ちなみにお猪口は私の大好きな津軽びいどろ。

ハラス焼きと日本酒なんて完全に居酒屋メニューです。

これが200円+αで実現する食卓とはあらのコストパフォーマンスには本当に毎度感謝しております。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はサーモンのあらでしたが、もちろんブリやタイや、マグロなどもあり、どれもポテンシャルに対する価格は明らかに切り身よりも割安だと考えております。

切り身の方が食べやすいのは明らかですし、ムニエルやソテーならばもちろん切り身一択だと思います。実際にコストコの塩鮭はリピートしまくっています。



しかし、鍋や煮物などに使うのであれば、絶対あらを選ぶべきです!

あらでもある程度身はついていますし、なにより骨から出る旨味やコラーゲンがスープに命を吹き込んでくれます!

調理に少々手間がかかったり、料理のハードルが上がるのがデメリットかもしれませんが、それを超えた果実が最終的に手に入ります。

今まであらを使う機会がなかった方も、是非これからチャレンジしていただければと思います!

ではまた!



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