どうも、べーこんです。
牛肉の赤ワイン煮込みという、最上級のご馳走への憧れをもったのは私がまだ小学2年生だった頃。
なんと給食にこのメニューが登場することになっており、来る日を心待ちにし、献立表を熱い眼差しで見つめていた私がそこにいました。
しかしその憧れは儚くも散ります。
とある理由により当日は臨時休校となってしまったため、私にとってそのご馳走メニューは幻となってしまいました。
その後再会は果たせないまま、私は小学校を卒業してしまいました。
当時の悔しさを、今でも忘れることはありません。
…月日は流れ、時は2020年某月。
ジャパンミートで牛バラブロックを見つけた私は衝動的にその肉塊を買い物カゴに入れ、当時の夢を今こそかなえるべく、満を辞して行動に移したのでした…!!
材料
憧れの牛バラブロックの赤ワイン漬けトマト煮込み
- 牛バラブロック 800g
- 玉ねぎ 2〜3個
- 人参 1個
- じゃがいも 1個
- マッシュルーム 5個
- ニンニク 1かけ
- サツマイモ(小) 1本
- トマト缶 1個
- 赤ワイン 400cc
- ベジブロス(野菜の切れ端のダシ)もしくはコンソメ 400cc
- ローリエ 適量
- ローズマリー 適量
- 塩 大さじ1(適宜調整)
- 胡椒 適量
- バター 適量
- ケチャップ 適量
- ソース 適量
- ハチミツ 適量
参考にされる際、塩などの分量はお好みで調整してください。
そして例によって、材料がすべて写真に写っていなくて申し訳ございません笑
作り方
1.牛バラブロックを豪快にカットし、塩胡椒、ミックスハーブなどを揉み込みます。
2.表面がしっとりするまで数分待ちます。
3.玉ねぎ1個とニンニクをすり下ろし、ローリエと一緒に揉み込みます。
4.赤ワインを投入します。高級なワインでなくても全く問題ありません。
5.そのまま30分程度放置して馴染ませます。
6.野菜を適当な大きさにカットします。ストウブのような厚手の鍋で煮込むときは、大きめの方が野菜の甘みが引き立ちます。
7.牛バラの赤ワイン漬けの表面を強火で焼き付けていきます。
8.あなたの家のコンロの最強火力で攻めましょう。鉄のフライパンがあると最高です。
9.肉を焼き付けている間には並行してストウブで野菜を炒め始めます。
10.野菜が気持ちしんなりしてきたら牛バラ肉を肉汁ごとすべて投入します。
11.トマト缶を投入します。用意できる方はベジブロスを一緒に加えます。なければコンソメスープなどでOK。
12.ハーブ類、ハチミツ、その他調味料を気持ち少なめに入れて煮込みに入ります。調味は最後で大丈夫です。煮込み時間の目安は50分以上です。
13.牛バラがプルプルしてきたらいい感じです。あとは塩などで味を調えて完成!
牛バラ肉がプルとろになりました!
ゴロゴロと大きめにカットした牛バラ肉は見事にプルプルとろとろに仕上がりました!
トマトや赤ワインの上品な香りも漂い、これはまさに子供の頃に夢見ていた幻の料理!
牛バラ肉には脂がたっぷり含まれているので、煮込めば煮込むほどに表面に脂が浮いてきます。
この層のおかげで保温され、よりじんわりと熱が通るという効果もあります。
食べる時は適度に落としてから盛りましょう。
残った脂はビーフエキスが効いていますので、パスタやカレーの隠し味に使えます。
今回合わせるのはもちろん赤ワイン!
濃厚な一本をセレクトしましたので、一緒にいただきます。
それでは20年越しの牛肉の赤ワイン煮込み、最初の一口です。
mgmg…
…!!
牛バラ肉がプルプルとろとろで最高!
赤ワインとトマトの酸味と香り効いているので、脂でこってりしつつも、全体的には非常にさわやかな仕上がりとなっています!
ストウブでじっくり煮込んだことで、牛バラ肉はみごとなプルとろ具合にたどり着きました。
今回はあえて、デミグラスソースを使うビーフシチューではなく煮込みとしましたが、フレッシュなトマト感が生きており、赤ワインと合わせる上ではこちらで正解だったと思います!
また、赤ワインはメルローを用意しましたが、深みのあるフルボディの銘柄は牛肉にとてもあいますね。
ちなみに当日食べきれなかった分は、翌日にパスタソースとしてアレンジしました。
ビーフシチューにしないことで、その後の活用の幅が広がるのも新たな発見でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
下準備は必要ですが、基本的に煮込むだけなので、誰にでも作りやすい料理だと思います。
課題はブロック肉をどこで手に入れるかという点でしたが、
個人的にはジャパンミートでいつでも安く買えるようになったので、これからは頻度が一気に増えそうです。
※もし近所で買えなくても、通販でブロック肉は買えます!
みなさんもお時間がある際には是非じっくりコトコト煮込み、お気に入りの赤ワインと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
ではまた!
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