どうも、べーこんです!
旅行も宴会も楽しめずモヤモヤする日々が続いておりますが、今回は妻の誕生日のお祝いにマンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーに行って参りました。
前からアフタヌーンティーに行ってみたいと漏らしていた妻と、超高級ホテルを使ってみたいと密かに野望を抱いていた私の思想を都合よく合体させた末のプラニングです。
今回は駅からの道のりや、ホテル内の様子、サービスの内容などをお伝えできればと思います!
マンダリンオリエンタル東京へのアクセス
マンダリンオリエンタル東京は東京都中央区に位置する超高級ホテルです。
アクセスとしては、総武線快速新日本橋や、地下鉄半蔵門線などと地下で直結しております。
今回私は、東京駅から新日本橋へ向かい、A8出口のエントランスから入城しました。
日本橋は三井不動産により再開発が行われており、入居するビルはその中心地に位置しています。
歴史と伝統と現代の調和を感じられる街並みがとても美しいので、あえて地上を歩いて向かってもいいかもしれませんね。
ホテル内に入るだけでテンションが急上昇
エレベーターで向かうのはいきなり38階のレセプションフロアです。
ロビーは広々、天井は高々、そして窓の外の眺望に圧倒されます。
これぞ五つ星ホテルかぁ…と、ティータイムを楽しむ前ですでにお腹いっぱいになりかけます。
ロビー階から階段でひとつ下のフロアに降りられるのですが、目の前に広がるガラスサッシからは丸の内、大手町の超高層ビル群が見下ろせてしまいます。
窓の下を覗くとあの有名な「円」の文字が。
隣に位置する日本銀行本店です。
それは僕の知っているトイレではない
日本銀行は西側の景色でした。
そして、スカイツリーをのぞむ開放感抜群のこの景色は東側の眺望です。
この日は僕の大好きな街、柏の葉キャンパスのタワーマンション群も見えるほどの良い天気でした。
さて、この東側の風景ですが、一体どこからみたのかというと、
なんと、トイレです!!
重厚な構造のドアを開けるとこの景色がバァン!ですからね。
たまげました。
私、トイレの写真を撮ったのは初めてです。
テンションが急上昇して思わず収めてしまいました。
マンダリンオリエンタル東京にお越しの際は、べつに用がなかったとしても、ぜひトイレに足を運ぶことをオススメします。
きっとアフタヌーンティーの感動に勝るとも劣らない体験ができると思います。
マンダリンオリエンタル東京アフタヌーンティーのレビュー
会場は38階オリエンタルラウンジ
テンションが上がったせいで、余計な回り道をしてしまい失礼いたしました。
予約をした16時になったので、いよいよアフタヌーンティーへ赴きます。
会場はロビーと同じ階のオリエンタルラウンジです。
あらかじめ窓際の席を予約していましたので、すでに感動済みの丸の内ビューを楽しみながら優雅なひと時を過ごします。
この時間になると徐々に西日が入ってきていますので、
「タワーの西向きは暑くて地獄なんだよねぇ」
という富豪のようなコメントをする権利を獲得することができます。
マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーは、メニューをQRコードで読み取ってチェックするスタイルです。
メニュー
私がオーダーしたのは、ゴールデンファンアフタヌーンティーサマーというプランです。
少し文字が小さくて読みにくいと思いますが、セイボリー、スコーン、プティフール、そしてティーメニューから構成されています。
飲み物は紅茶、烏龍茶、コーヒー、ティーソーダなどなど全て飲み放題なので、思う存分ひたすら茶をしばくことができます。
ティーソーダでゴージャスに開会
色々と料理が運ばれてくる前に、ウェルカムドリンク的な一杯目をオーダーしました。
私はメロンウーロン、妻はカシスロゼロワイヤルです。
まず、見た目が華やかすぎて心を奪われます。
私のオーダーしたメロンウーロンは、グラスを口元にもっていくと豊潤なメロンの香りが広がります。
一方で味としては、ほーんのりと甘さはあるのですが、本当にほんのりです。
供される食事の数々を邪魔しないように、緻密に設計されたビバレッジでした。
ちなみにカシスロゼロワイヤルは、メロンウーロンよりも甘さが控えめです。というより、もはやほとんど甘さはありません。
カシスの香りが弾ける炭酸で口に広がるので、さながら赤ワインのような感覚を覚えます。
宣言下ということもありアルコール提供はありませんでしたが、私はこれでいいです笑
スイーツだけじゃない!ひとくちサイズのセイボリーも豊富!
いよいよ三段のアフタヌーンティーセットが降臨です。
窓際ということもあってか、キラキラと輝いて美しい!
右下のガスパチョから先にいただきましたが、フレッシュトマトにダシの旨味の相性が絶品でした。
金魚が泳いでいるカップは、生姜の効いたジュレにバニラパンナコッタのリッチな甘みが新鮮で美味しかったです。
はちみつマドレーヌは、アイシングでしっかり甘めのテイストでした。
この日一番甘かったメニューで、紅茶との相性はもちろん抜群!
ちなみに、なんと写真を撮り損ねたスコーンは、レーズンを練り込んだ「葡萄のスコーン」を1個(+1つだけおかわり可能)いただけます。
表面はさっくり、生地はしっとりきめ細やかでとても美味しいものでした。
ただ、サイズがとっても小さいので、欲を言えば4つくらいあればよかったですね。
少し前までおかわり自由だったようなので、ぜひとも復活を望みます。
オレンジのドームはマンゴーとパッションフルーツ・マーマレード、ブラックはブルーベリーです。
個人的には、セイボリーがかなりハマりました。
全て美味しかったのですが、ベストはマンゴーマヨネーズの乗った卵サンド。
マンゴーと卵とマヨネーズの相性がいいなんて初めて知りました。
こういう発見ができるとちょっと贅沢してもいいよなぁって思います。
普段は自炊派の私ですが、外食で得た知識を家飯でも生かしていきたい派でもあります。
家でマンゴーマヨネーズは作らないと思いますけど…
すべて一口サイズなのですが、その一口にものすごい手間と工夫を感じました。
よくありがちな「どこかで食べたことあるよねー」というものはほとんどなかったので、感動してしまいました。
こちらのアフタヌーンティーはお菓子とセイボリーが半々くらいで組まれております。
theスイーツ!というアフタヌーンティーではないものの、
フルーツの酸味や、海鮮の塩味など、それぞれ味のメリハリが効いているので、飽きることなく最後まで楽しめました。
この日のサマーメニューのコンセプトは夏祭りということで、チョコバナナに見立てたピンクチョコレートのエクレアが冷えた状態で別途やってきました。
マンダリンオリエンタル東京ブレンドティーを使ったパウンドケーキはその場で切って提供されます。
ブレンドティーはウーロン茶に柑橘系の香りが開く華やかな一杯です。
バースデーサプライズでチョコレートを頂きました!
メッセージチョコレートプレートのサービスがあったので、予約時に希望するメッセージを書き込んだのですが、文字数オーバーとのことでお皿に乗ってやってきました笑
しかし、チョコレートをサービスしてくれるのは知らなかったので、これは嬉しいサプライズでした!
ティーセレクションはカクテルティーが中心
色々なティーメニューが並んでいますが、ほとんどのメニューがカクテルスタイル、フレーバーティーとなっております。
こちらの赤みがかったカップは、「ハワイカクテル」です。
ザコの私は、パイナップルやマンゴーの果肉がぎっしり入ったトロピカルなグラスを勝手にイメージしていたので、こちらがやってきたときに、「???」となってしまいました。
ちなみに、香りは確かにトロピカルでした。
ロイヤルミルクティーです。
ミルクリッチで幸せな気分になりました。
茶会も終盤に差し掛かったころ、お姉さんがハーブをもりもりにしたお皿を運んできました。
これでハーブティーを淹れてくれるそうです。
超高層ビルから大都会を見下ろしガラスのカップにフレッシュハーブティーです。
こんな経験はもうできないかもしれません。
たとえ、このハーブティーを飲んだ感想が「香りのついた白湯だった」としても、そんなことはもうどうでもいいのです。
この瞬間、このエクスペリエンスこそがバリューなのですから。(?)
シメにトリュフマヨネーズのフライドポテトを別途オーダー
アフタヌーンティを9割楽しみ終え、日も傾き出したいい時間帯。
どうしても気になっていた、単品メニュー、
「トリュフ風味のフライドポテト トリュフマヨネーズ」
を最後に注文してしまいました。
ネットの評判がやたら目につき、どうしても我慢できなかったのです。
アフタヌーンティーのあとのフライドポテトをどうかお許しください。
カラッとサクッとフライされたポテトが山積みです。
そして、ゴロゴロトリュフが混ぜ込まれたマヨネーズが人数分(この日は私と妻の2人分)いただけます。
これはアルコールOKになったらビールや白ワインと一緒にいただきたいものですね!
マンダリンオリエンタルの中では、この量で2,000円弱ならかなりお得だと思います。
気になるお味は、一言でいうなら「罪」です。
私、人生でトリュフをここまで感じたことは今までありません。とにかく香りが凄まじいです。
それをマヨネーズで体験してしまうなんて、これは禁錮2日の判決が出ても仕方ありません。
もしアフタヌーンティーを楽しんだ後に余裕があれば、こちらのクリミナルポテトを犯すことをオススメします。
最高級五つ星ホテルをコスパ良く満喫
以上、マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティーの体験記をお届けしました。
最後まで読んでいただければ伝わったと思いますが、マンダリンオリエンタルでのひとときはティータイムだけでなく、ホテル内での非日常的なを含めて刺激的なものでした。
ちなみに、ティーの料金は一人あたり1諭吉以下です。
宿泊するとなればそれはもう凄まじい世界なので、最高級ホテルのホスピタリティをこの価格で享受できるのであればコスパはいいと思いました!
皆さまも特別な日に特別な時間を過ごしたいという時は、ぜひマンダリンオリエンタル東京でのアフタヌーンティーを検討してみてはいかがでしょうか?
きっと記憶にバッチリ残る体験ができると思いますよ!
それではまた!