どうも、べーこんです!
日差しが降り注ぐ毎日、夏野菜が美味しい季節になりましたね。
ナスが大好きな我が家では、先日麻婆茄子(マーボーナス)を作ってみました。
麻婆茄子や麻婆豆腐には必ずと言ってもいいほど使われる調味料がいくつかあります。
代表的なものが、トウバンジャン、テンメンジャン、花椒の3つです。
中でも圧倒的に使用量が多くなりがちなのが、テンメンジャンだと個人的には思います。
トウバンジャンは辛味、花椒はシビレや香りを与える物なので、そこまでの量は使いません。
一方でテンメンジャンはコクと甘味を出す物なので、たくさん使いがちです。
回鍋肉にも必須なので、中華をよく作る家ほど大量消費しがちではないでしょうか。
ちなみにテンメンジャンは漢字で書くと甜麺醤。甜は読んで字の如く甘さを意味します。
(砂糖大根を甜菜とも表現しますね)
今回は、材料費節約を図るため、あえてテンメンジャンを使わずに麻婆茄子を作ってみました。
材料
麻婆茄子のレシピ 材料
- 豚挽肉 200g
- なす 好きなだけ
- ネギ(玉ねぎor長ネギ) 1/4〜1/2個or1本
- ニンニク 2片
- 生姜 ニンニクと同量
- 青唐辛子(なくてもOK) 1〜2本
- 中華スープ 300ml
- トウバンジャン 大さじ1
- 味噌(赤味噌が良い) 大さじ1
- 花椒 大さじ1
- こしょう 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 醤油(なくてもOK)小さじ1
- 味の素(なくてもOK) お好み
- ごま油 大さじ1
- サラダ油 大さじ1
- 塩(塩分が足りない場合に使用) お好み
- 片栗粉 小さじ2〜3
【スーパービギナーさんへ】
麻婆茄子のレシピ 最低限必要な材料
- 豚挽肉 200g
- なす 好きなだけ
- 中華スープ 300ml
- トウバンジャン 大さじ1
- 味噌(赤味噌が良い) 大さじ1
- 花椒 大さじ1
- 砂糖 大さじ2
- 塩(塩分が足りない場合に使用) お好み
- 片栗粉 小さじ2〜3
作り方
まずは豚挽肉を炒めます。鉄のフライパンを使う場合は油をしっかり回しておきましょう。
ポイントは豚肉を崩しすぎずないことです。
ナチュラルハンバーグ的な小さい塊ができるくらいのイメージで焦げ目をつけて炒めます。
焦げ目がついたらトウバンジャン、味噌、みじん切りにしたニンニク、生姜、輪切りにした青唐辛子を加えます。
ニンニクと生姜は炒めすぎない方が香りが残って美味しいので、ひき肉に程よく熱が通ったところで投入しましょう。
軽く炒めたらみりんを加えます。
味噌とみりんを合わせることで、テンメンジャンの代わりとする作戦です。
みりんや砂糖を加えると焦げやすくなるので火加減には気をつけましょう。
ひき肉が炒まってきたらナスをくし切りにして加えます。
ナスは油を吸ってなんぼの野菜なので、ひき肉から出てきた旨味たっぷりの脂をしっかり与えます。
おそらく油が足りなくなるので、適度にサラダ油などを追加していきましょう。
ちなみに、今回はららぽーと柏の葉で購入した2色の変わり種ナスを使いました。
ナスは完全に火を通す必要はありません。
とにかく脂を吸わせる程度、軽く変色するくらいでOKです。
ここで砂糖と中華スープを加えます。
この段階でほぼ味が決まるので、塩気が強ければ水を、弱ければ塩を、コクがなければ砂糖や味の素を足してください。
強火で5〜10分ほど煮込んでナスに火を通します。
ここでネギをみじん切りにして加えます。
長ネギがベストではありますが、玉ねぎでもOKです。
私は今回玉ねぎ+冷凍しておいたネギの青い部分を使うことで対応しました。
この辺りから何回かに分けて花椒や胡椒を加えます。
我が家では胡椒はもちろん、山椒やクミン、ハーブを使うときは、ホール(パウダーではなく、そのままの形)で買ってミルで挽いて使用しています。
一煮立ちさせたら片栗粉を水で溶いて加えます。
加えると同時にしっかりかき混ぜないと、くず餅が誕生するので気をつけてください。
私はご飯に合わせるのが好きなので、とろみ強めで作ります。
とろみのほか、塩気、甘みはこの段階で最終調整してください。
最後に、花椒、胡椒、ごま油を振りかけて完成です。
代用できるものを見つけていくのが自炊の醍醐味
以上、テンメンジャンなしで作る麻婆茄子のレシピでした。
麻婆系料理のポイントは下記の通りです。
- テンメンジャンは味噌+みりん+砂糖で代用可能
- 中華スープや味の素で味ベースを決める
- 豚挽肉と香味野菜、味噌は最初にしっかり味をまとわせて炒める
- ナスに肉の脂を吸わせる
- トウバンジャンと花椒は本格感を出すためにマストで用意。
麻婆茄子は食材コストや手間のわりに、ご飯は進むし、野菜もとれるしでコストパフォーマンスの良い料理だと思います。
花椒があるだけで一気に香りが立って本格的になりますし、家庭中華としては誰でもチャレンジしやすいのではないでしょうか?
みなさんもこの夏にナスを大量に仕入れて作ってみてください!
ではまた!