漬け焼きするだけで誰でも簡単!豚スペアリブBBQハニーローストのレシピ!

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どうも、べーこんです。

8月もあっという間に通り過ぎ、もうすぐ秋の到来ですね。

晩夏といういうことで残暑も落ち着いてくるかと思いきや、連日の猛暑は一向に収まる気配を見せません。


そんな炎天下で体力が落ち気味の時期こそ、スタミナがつく肉料理を食べましょう!


ということで、今回はご飯もビールも無限に進みまくる豚の骨付き肉のスペアリブをハチミツと香辛料たっぷりの濃厚甘辛ダレで焼き上げた、BBQハニーローストを作っていきます。

これは大人はもちろん、食べ盛りな子供達も大好きな味だと思いますよ!




材料

スペアリブのBBQハニーロースト 材料

  • スペアリブ(骨付き豚バラ) 500g以上
  • ニンニク 3かけ以上
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ケチャップ 大さじ4
  • ハチミツ 大さじ2
  • 醤油 大さじ2
  • とんかつソース 大さじ2
  • 酢 大さじ1
  • 塩 大さじ1
  • 胡椒 大さじ1
  • クミンパウダー 大さじ1
  • パプリカパウダー 大さじ1
  • レッドペッパーパウダー 小さじ1
  • ローズマリー 小さじ1
  • コリアンダーパウダー 小さじ1
  • ※スパイスがない場合はニンニクを増やしてください。


スペアリブは肉大骨小を選ぶべき

スペアリブは肉の部位の中でも特にジューシーかつ贅沢で美味しさMAXですが、骨がついている分だけ可食部が少ないのが地味に残念。

でも骨の周りが一番美味しいのは事実。

…ということで肉厚で骨ができるだけ少なそうな物を選びましょう。
(私は安定のジャパンミートで買いました)



作り方

肉にフォークで穴を開けまくる

美味しいスペアリブを作るポイントの一つは、タレをしっかり肉に染み込ませること。

あらかじめフォークで穴を開けておきましょう。



スパイスを肉に揉み込む

材料にてイタリック体で記してあるスパイス各種と塩、胡椒をミックスしてから穴を開けた肉にまぶしてしっかり揉み込みます。


この後にマリネ液にも漬け込むわけですが、その前にスパイスなどを揉み込んでおくことで焼き上がった時に、一層香り高く仕上がります。


揉み込んだらこの状態で10分くらい放置しておきます。



調味料を合わせてマリネ液を作る

ケチャップ、ハチミツ、醤油、とんかつソース、酢を混ぜておきます。

そこへニンニクと玉ねぎも摺り下ろして加えておきます。



ジップロックで3時間以上マリネ液に漬け込む

ジップロックに肉とマリネ液を加えて冷蔵庫で3時間以上漬け込んでおきます。

味を浸透させると同時に、玉ねぎの酵素には肉を柔らかくする効果があります。



満遍なく浸かるようにしっかり空気を抜いておきましょう。



漬け込んだら肉からマリネ液を適度に落とす

漬け込みが終わるといい感じに肉が赤く艶やかに変化しています。



熱が通りやすくするため、マリネ液を適度に落とします。

徹底して拭き取る必要はありません。
マリネ液はこの後にも使いますので別の容器に移しておきましょう。



200度のオーブンで20分焼く

焦げ付かないように天板にアルミホイルを敷いて、200度に熱したオーブンで20分焼きます。


オーブンの機種にもよりますが、最初は上のヒーターから離して遠火で焼いていきます。

3度に分けて焼きますので、最初は火を完全に通さなくてもOKです。




マリネ液にディップして再度10分焼く

1度目のローストが終わったら取っておいたマリネ液にディップし、再度10分焼いていきます。
この漬け焼き過程がスペアリブローストを美味しくする大きなポイントです。


すり下ろし玉ねぎが適度なとろみを生み出しているので、漬け焼きをする度にスペアリブにコーティング層が形成されます。



2度目以降は直火に近い位置で焼きあがりを調整

2度目以降は火を通しつつ焼き目もつけていきます
火の通り具合を確認しながら上下を返して焼いていきます。



私は上下に返す際にもマリネ液に漬けていますので、最終的には3度漬け焼きしました。
写真の右側のように、一部焦げ目ができるくらいが出来上がりの目安です。



最後に220度くらいで表面を焼き付けて香ばしさを復活させます。

仕上げのひと焼きを加えたら完成です!!


漬け焼きこそがスペアリブを美味しく作る最大のポイント

何度も漬け焼きを繰り返すことで、写真のようにテリが生まれてきます。

今回は甘みをハチミツ100%で仕上げています。
砂糖を使わない理由には特有の香りが好きなだからというのもあるのですが、実はハチミツは砂糖の数倍の甘さを秘めており、少量でもしっかり甘くなるという特製を持っています。



あらかじめしっかりマリネ液に漬け込んでいることで、玉ねぎ酵素により肉の繊維はほぐれ、さらにBBQソースの下味が中に染み込んでいます。

漬け焼きをして形成された表面のタレ層との下味のコンビネーションが全体のバランスにおいて大切です。

下味をつけずに表面にだけ味をつけて焼いてしまうと、肉自体に塩気を感じられないので、料理としての一体感を損なってしまいます。



漬け焼きによるコーティングは、肉の焼き過ぎを防ぎ、じっくり熱が通る環境を整えることにもつながります。
それでいて、たっぷり使用しているハチミツのカラメル化が食欲を増幅させる、あの香ばしいスメルを発生させてくれるんですね。

実際に作って食べてみるとスペアリブの漬け焼きには意外と色々な効果があることが分かります。


ちなみに私は高機能な大型オーブンレンジは持っていません。
1万円くらいの無名レンジと、トースター兼用の小型オーブントースターを併用しております。



ちなみに私が愛用しているのは、数年前に妻からもらったクイジナートのオーブンTOB-1010 Toaster Oven Broilerです。



コンパクトなのに機能や外観が洗練されており、使っていてとても楽しいオーブンです。

個人的にオーブンで一番大事なのは、火加減を調整するために上下2段構成であることと、高火力を弾き出すと同時に焼きムラを軽減させるために、ヒーターが上下2つずつ備わっていることです。



若干話が逸れてしまいましたが、以上、スペアリブのBBQハニーローストの作り方をお届けしました。

もしオーブン環境があるようでしたら、ぜひこのレシピを参考にスペアリブをローストしてみてください。


ではでは。



★おまけ

残ったマリネ液はトマトやナス、豚肉や鶏肉と一緒に焼きながら煮込み、最後にクミンやチリパウダー、レモン果汁を加えるとメキシカンな別料理に仕上がります。

よろしければ、翌日の献立にしてみてください。




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