どうも、べーこんです。
現在は生まれ故郷の茨城県に住み、東京に通勤している私ですが、
今年の3月までは転勤で4年間大阪に住んでおりました。
そしてその間、関西グルメのクオリティの高さに常々感動させられる日々を送ってきました。
私はとある2県を除いた45都道府県に訪れ(通過ではない)、それなりに観光もグルメも経験してきたような人間なのですが、その中でも圧倒的にグルメの質が高かったのは大阪だったと断言できます。
転勤が決まった時、当時の上司からは、
「大阪はメシは美味し過ぎて東京に帰ってこられなくなるぞ!」
なんて言葉をかけられ、オーバーな表現だなぁなんて当初は話半分に捉えていた私でしたが、4年間生活して実感したのは、そんな陳腐な言葉で表現することが失礼に当たるくらいの究極の食の都であったという事実です。
では、大阪のグルメがどのくらい素晴らしいのか?
人に尋ねられた時、私はいつも次のように表現します。
「ネットで評判を調べずにテキトーに入っても、美味しくなかったことが4年間で1回もなかった。そして、お会計が高いと思ったことも1回もなかった。」
つまり、超絶ハイレベルな領域でしのぎを削って、今の大阪のグルメ天国が出来上がっているのだということです。それは味はもちろん、価格も然りです。
個人的な感覚ですが、平均して東京(都心の高級店というわけではなく、23区全域)の2〜3割程度は安いと思います。
安くて美味しいなんて矛盾が通用する大阪、コスパライフを追求する私としてはマジで楽園でしたね。
前置きが長くなり申し訳ございません。
本記事では、私が4年間大阪を味わい尽くした上で、自分がまた食べに行きたい!、そして当ブログに来てくれた読者様にも心からオススメしたい!というお店を厳選してまとめました。
なお、下記の点ついてはあらかじめご了承ください。
- リストのお店は私の個人的嗜好(コスパ、つまり価格以上の価値を感じるか否か)に基づいてピックアップしています。
- 当たり前ですが、大阪全域をカバー出来ているわけではありません。リストの他にも素晴らしいお店はきっと沢山あります。
- リストの中には、あまりに日常利用し過ぎて写真を一枚も撮っていなかったお店もあります。
- 私べーこん、食べ物の好き嫌いはありませんので、その点は公平なジャッジが下せます。
- 本企画は複数記事に分けて投稿します。冒頭分はコピペしますのであしからず。
それでは、いきましょう!
ラーメン・つけ麺・まぜそば 名店リスト
京都 麺屋たけ井 阪急梅田店
京都の超人気店が阪急梅田駅の改札の中に入っています。
もう一度言います、「阪急梅田駅の改札の中」に入っています!
阪急を使って来たらそのまま立ち寄れますが、他の手段で来たのなら入場料金を払わないとたどり着けません!
若干ハードルの高いお店ですが、その味は文句なし。
濃厚な豚骨魚介系スープにゆずのアクセント、小麦の力強い香りと、香ばしく炙られたチャーシューなどの具材がベストマッチしております。
全つけ麺好きが間違いなく満足できるお店です。
帰ってきた宮田麺児
とにかく麺が美味い!
瑞々しい小麦の香りを引き立てるベジポタスープとの相性も本当によく、しっかり考えられているメニューだと思います。
麺が3種類くらいありますが、個人的オススメは「小麦の大吟醸」
詳しくは下記の記事をご参照ください。
私の妻が大阪で一番溺愛していたつけ麺屋さんでした。
鶏Soba 座銀 にぼし店
大阪に数店舗展開している人気店です。
鶏白湯の優しさと煮干しのパンチ力が一体となったラーメンです。
レア仕立てのチャーシューやゴボウのチップスがほどよいアクセントになっています。
店内の雰囲気や、お盆で提供されるスタイルはさながら銀座…いや、北新地の料亭のようです。
ちなみに煮干しはちょっと…、鶏白湯は…、という方には非ミックススープもあります。
男性よりも女性に人気のオシャレなラーメン屋さんです。
行列必死なので時間を外していくことをお勧めします。
人類みな麺類
大阪で一番行列のできるラーメン屋さんのひとつだと思います。
少しでも空いている日を狙って5回チャレンジしましたが、毎回50m以上の行列ができており、結局3時間待ちました。
貝出汁スープが効いた「らーめんmacro」(左)
旨味が詰まったウマウマ醤油「らーめんmicro」(右)
一番人気は貝出汁のmacroです。
全体的に優しい甘さをまとっており、それぞれ貝や醤油の旨味がしっかり出ています。
そして大きめの柔らかチャーシューがこれまた美味しい。
正直3時間待ってまで食べる価値は…ですが、間違いなく美味しい大阪の誇る名店です。
ちなみに親会社の名前は「UNCHI」
複数ある系列店も基本的に全部美味しいので余力があれば是非めぐってみてください。
ふく流らーめん 轍 本町本店(マゼニボジャンキー)
男ってのはこういうのが大好きなんだよ!!!
という夢とロマンが詰まったまぜそばを提供しているお店です。
魚粉がふんだんに載せられた、theジャンキーなどんぶりです。
タレはコクのある醤油ベースで一見すると単調そうなのですが、ニラや玉ねぎがいい仕事をしていて絶妙に飽きさせません。
卓上にはニンニクや黒胡椒もしっかり用意されており、チーズなどの追加トッピングもあります。
そしてデカデカと鎮座した豚ロースの肉塊が極厚なのに柔らかで大満足!
おそらくは我がブログでもたびたび登場するキーワード、「低温調理」でしっとり作られています。
このマゼ二ボジャンキー、本来は鶏白湯でトップクラスの人気を誇る「ふく流らーめん 轍 本町本店」のサイドメニュー的な存在だったのですが、その個性と中毒性で人気に火がついて、いまでは日本橋(にっぽんばし)や難波に専門店を出しております。
ちなみに以前はカップ麺にもなって一時期コンビニでも売られていました。
ジャンキーなのに、揚げ物や背脂で染め上げていない、オリジナリティあふれる最高に美味いまぜそばです。
総大醤
写真無し!!
(来店数:10回以上)
ついに来てしまいました、写真無し店です。申し訳ございません。
私の人生史上一番美味しい醤油ラーメンを出すお店、それが総大醤です。
ほぼ全てのメニューを注文しましたが、圧倒的に美味しいのが、
「黒大醤(醤油ラーメン)」
人気を二分する、「こいくち醤油ラーメン」というのもあるのですが、個人的には黒大醤の方が醤油とスープのふか〜い旨味のバランスがベストだと感じています。
麺は自家製の中太麺で、若干平打ちがかっているのがこれまた私にストライク。
柔らかい大判のチャーシューはスープと一緒に食べればホロホロとほぐれてじゅわーっと脂の旨味が溶け出します。
何層にも重なった旨味の旨味の醤油ラーメンですが、アクセントを付与しているゆず、そして焦がしネギの香ばしさのおかげでしっかり食べても後味はスッキリです。
そして、このお店のこだわりはなんと言っても化学調味料無添加!
化調無しでここまで美味いラーメンができるものかと初来店時には衝撃を受けました。
ちなみに、このお店、セットにできるチャーハン(焼き飯)がこれまた絶品!!
何かのイベントで関西チャンピオンを取ったらしいのですが、納得の一品です。
そこへ合わせたいのが食べ放題のセルフキムチ。これがまた美味い。
写真がないのが本当に悔しいのですが、詳細が気になる方は是非検索してみてください。
天下の台所は伊達じゃなかった
以上、大阪の4年間で通い詰めた美味しい品々でした!
大阪に訪れることがございましたら、今回ご紹介した名店を是非御賞味ください!
きっと大いに満足していただけるかと思います。
また、もし地元の方々がこの記事をご覧になって、「他にもこんな名店があります!」といったお声がございましたら、是非べーこんまでツイッターで情報をお寄せください!
次回のグルメ旅にて、さっそく調査対象にリストアップさせていただきます!
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次回の「大阪転勤4年間で心から感動した」シリーズは「居酒屋」編でお届けする予定です!
ではまた!
※最後の写真は、丁寧で優しい味わいのガッツリ二郎系ラーメンを提供する「笑福 西本町店」からです。お出汁の効いた丁寧な二郎は珍しく、何回も通いました。